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RVRレジスタンス - MetaTrader 5のインジケーター解説

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皆さん、こんにちは!今日はMetaTrader 5用のインジケーター「RVRレジスタンス」についてお話しします。このインジケーターは、Range_Volume_Ratioに基づいており、別ウィンドウでヒストグラムとして表示されるものです。主に2つのパラメーターを使って、ローソク足のサイズとティックボリュームの比率を示しています。

主な特徴

  • オープンとクローズの差
  • ハイとローの差

さらに、ヒストグラムの値を平滑化する方法で描かれたシグナルラインも表示されます。

ヒストグラムの色の表示方法

ヒストグラムの色は、以下の2つの方法で表示できます:

  • 前のカラムの値による表示 - 前のカラムがシグナルラインの上にあれば緑、それ以外はオレンジ。
  • 単色ヒストグラム - すべてのカラムが同じ色。
このインジケーターは、オープンからクローズ、またはハイからローまでのバーの範囲をティックボリュームと比較することで、最高と最低の価格動きのレジスタンスを特定するのに役立ちます。直接比率(範囲/ボリューム)は最低のレジスタンスを特定し、逆比率(ボリューム/範囲)は価格変動に対する最高のレジスタンスを特定します。

入力パラメーター

このインジケーターには、以下の7つの入力パラメーターがあります:

  • 計算タイプ - 計算の種類:
    • オープン/クローズ - オープンとクローズの差。
    • ハイ/ロー - ハイとローの差。
  • 期間 - シグナルラインの平滑化期間。
  • 最小ポイント - 最小ローソク足サイズでフィルター。
  • 最小ボリューム - 最小バーのボリュームでフィルター。
  • MAメソッド - シグナルラインの計算方法。
  • 色設定 - 色の設定:
    • 前のバーの位置による - 前のカラムの値に基づく色。
    • 単色 - 一色。
  • 逆計算 - 逆計算の有無(はい/いいえ)、はいの場合は最高のレジスタンスを特定し、いいえの場合は最低のものを特定。

最小ローソク足サイズやボリュームでフィルターをかけることで、設定された値よりも小さいローソク足サイズやボリュームは計算から除外されます。この場合、ここに指定された値が考慮され、実際のサイズやボリュームは含まれません。

計算式:

逆計算が「いいえ」の場合:

SR = Diff / Vol

逆計算が「はい」の場合:

SR = Vol / Diff
Vol = Max(Volume, Min volume)
Diff = Max(RVR, Min points)
RVR - レンジボリューム比
Signal = 移動平均(SR, Period, Method)

Fig.1. オープン/クローズによる最低レジスタンスの計算

Fig.1. オープン/クローズによる最低レジスタンスの計算

Fig.2. ハイ/ローによる最低レジスタンスの計算

Fig.2. ハイ/ローによる最低レジスタンスの計算

Fig.3. オープン/クローズによる最高レジスタンスの計算(カラムが高いほど価格変動に対するレジスタンスが強い)

Fig.3. オープン/クローズによる最高レジスタンスの計算(カラムが高いほど価格変動に対するレジスタンスが強い)

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