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MetaTrader 5用キャンドルフィルターインジケーターの使い方

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主な特徴

キャンドルフィルタリング:

このインジケーターを使うことで、特定の条件を満たすキャンドルだけを表示できます。

  • 強気: 強気のキャンドルのみを表示。
  • 弱気: 弱気のキャンドルのみを表示。
  • ドージ: ドージキャンドルのみを表示。
  • 全て: すべてのキャンドルをそれぞれの色で表示。

ドージキャンドルの検出:

ドージキャンドルの検出は、設定可能なしきい値(`InpDojiThreshold`)に基づいており、キャンドルのボディとその全範囲の比率を定義します。これにより、中立的なキャンドルを正確に特定できます。


キャンドルフィルタリング: 色のカスタマイズ:

トレーダーは、各タイプのキャンドルに対してカスタムカラーを設定できます。

- 強気: デフォルトカラーは緑(`clrForestGreen`)。
- 弱気: デフォルトカラーはダークレッド(`clrDarkRed`)。
- ドージ: デフォルトカラーはゴールド(`clrGold`)。
- 背景: デフォルトカラーは黒(`clrBlack`)。


チャートのクリーンアップ:

このインジケーターは、グリッドやボリューム、期間区切りなどの不要な視覚要素を削除し、視覚的な分析を容易にします。


動作の仕組み:

1. 初期化(`OnInit`):

バッファがOHLC値(始値、高値、安値、終値)と対応する色を保存するためにマッピングされます。
インジケーターのカラーインデックスにカスタムカラーが割り当てられます。
不要な視覚要素を削除してチャートをクリーンアップします。

2. 主な計算(`OnCalculate`)

チャート上の各キャンドルについて、選択された条件(`InpCandleShow`)を満たすかどうかをインジケーターがチェックします。
条件を満たさないキャンドルは背景色(`InpBackgroundColor`)で表示されます。
条件を満たすキャンドルはカスタムカラーで表示されます。

3. 非初期化(`OnDeinit`):

インジケーターが削除されると、元のチャート設定が復元され、取引環境が初期状態に戻ります。


使用例:

  • トレンド分析:
`InpCandleShow`を`ShowBullish`または`ShowBearish`に設定して、上昇トレンドまたは下降トレンドを示すキャンドルに焦点を当てます。
  • 中立ゾーンの特定:

    `ShowDoji`を使用して、中立のキャンドルを強調し、反転または統合のポイントを特定します。
  • 完全なビジュアライゼーション:
`ShowAllCandle`を選択して、すべてのキャンドルをそれぞれの色で表示し、市場の動向を把握します。

実装された改善点:
  • 正確なドージ検出: 設定可能なしきい値(`InpDojiThreshold`)を使用することで、本当に中立なキャンドルのみがドージとして分類されます。
  • 完全なカスタマイズ: トレーダーはチャートの色と背景を完全にコントロールできます。
  • 自動クリーニング: インジケーターは自動的に不要な視覚要素を削除し、チャートの可読性を向上させます。


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