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MQL5プログラミング入門 - 取引自動化の基礎

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第6部:取引自動化

「MQL5プログラミング入門」の第6部では、MQL5言語の重要な要素について学びます。まずは、金融商品仕様や取引口座の設定といった基本的なエンティティの説明から始めます。これらは、正しく機能するエキスパートアドバイザーを作成するための前提条件です。

その後、組み込み関数やデータ構造、ロボット特有のイベント、そしてストラテジーテスターにおけるエキスパートアドバイザーの動作に関する重要な側面についても掘り下げていきます。MetaTrader 5のストラテジーテスターは、取引ロボットの開発において欠かせない要素であり、金融パフォーマンスの評価や取引戦略の最適化を可能にします。

テスターは、視覚テストやバー、ティックを使用したさまざまなモードでのデバッグツールを提供します。モデル化されたティックやリアルティックを使用して、クオートの流れを視覚的に再現したり、視覚ウィンドウなしでシンプルなテストを行ったりできます。以前、視覚モードでインジケーターをテストする方法を見てきましたが、その際は限られた設定しか利用できませんでした。エキスパートアドバイザーの開発では、テスターの全機能にアクセスできます。

取引自動化



さらに、市場データの別の表示形式である「マーケット深度」やそのソフトウェアインターフェースについても見ていきます。

MetaTrader 5は、金融商品(シンボル)の分析や取引を行う機能を提供しています。これらは、ターミナルのすべてのサブシステムの基礎を形成します。ユーザーは、ブローカーが提供するリストからシンボルを選択し、マーケットウォッチで監視できます。MQL5 APIを使えば、すべてのシンボルの特性を確認・分析し、マーケットウォッチに追加したり削除したりすることができます。

ブローカーから提供される標準シンボルに加えて、MetaTrader 5はカスタムシンボルの作成をサポートしており、任意のデータソースからそのプロパティやクオート履歴を読み込んだり、MQL5プログラムを使用して計算することができます。

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