相対的活力指数(RVI)は、上昇トレンドにおいて終値が始値よりも高くなる傾向にあるという考えに基づいて計算されます。
逆に、下降トレンドの場合はこの逆が当てはまります。価格変化は、1本のバー内の最高価格の範囲で割ることでインデックスを正規化します:
RVI = (CLOSE - OPEN) / (HIGH - LOW)
- OPEN - 始値;
- HIGH - 最高値;
- LOW - 最安値;
- CLOSE - 終値。
このオシレーターは、偶発的な価格の変動を除外するために平滑化されています。シグナルラインも同様の方法で生成されます。このインジケーターの主な利点は、RVIとシグナルラインの平滑化アルゴリズムを10種類の中から選択できることです:
- SMA - 単純移動平均;
- EMA - 指数移動平均;
- SMMA - 平滑移動平均;
- LWMA - 線形加重移動平均;
- JJMA - JMA適応平均;
- JurX - 超線形平滑化;
- ParMA - 放物線平滑化;
- T3 - ティルソンの多重指数平滑化;
- VIDYA - ターシャー・チャンデのアルゴリズムによる平滑化;
- AMA - ペリー・カウフマンのアルゴリズムによる平滑化。
なお、Phaseパラメータは平滑化アルゴリズムによって異なる意味を持ちます。
- JMAの場合、-100から+100まで変化する外部Phase変数です。
- T3の場合、視覚化を良くするために100倍した平滑化比率です;
- VIDYAの場合はCMO期間で、AMAの場合は遅いEMA期間です;
- AMAの早いEMA期間は固定値で、デフォルトは2です。指数の上昇比率もAMAでは2に設定されています。
このインジケーターはSmoothAlgorithms.mqhライブラリのクラスを使用しています(ターミナルデータフォルダ内のMQL5\