著者:
fxborg
バウンス強度インディケーター(BSI)は、ワイコフ理論に基づいてバウンスの強さを示しています。
上昇後、株価は明確な支持レベルでフラットな調整に入ります。このとき、チャート分析を行うトレーダーは、価格が支持レベルに近づく際の動きを注意深く観察する必要があります。支持からの高いボリュームの急騰、いわゆるスプリングボードは、大きな上昇トレンドが続く兆しであり、調整のブレイクアウトが近づいているサインです。
バウンスの強さを測る方法は?
安値からのバウンスの強さ:
(終値 - 安値) * (天井 - 安値) / レンジスプレッド
高値からのバウンスの強さ:
(高値 - 終値) * (高値 - 底値) / レンジスプレッド
私の測定方法が意味すること:
- 下の位置からの上昇が大きいほど、買い圧力が強い。
- 上の位置からの下降が大きいほど、売り圧力が強い。
この考え方はシンプルですが、レンジブレイクアウトの先行指標になる可能性があります。これはレンジ内でのみ機能します。
表示内容:
- プラスヒストグラム — 安値からのバウンス強度を表示;
- マイナスヒストグラム — 高値からのバウンス強度を表示;
- 中央線 — プラスとマイナスの差の平均。
このインディケーターは元々MQL4で書かれており、最初にコードベースに2016年4月2日に公開されました。

図1. BSIインディケーター