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DMIオシレーターとは?MetaTrader 4での活用法

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DMIオシレーターは、かつての信号線を使用したインジケーターの一つです。ここではDMIについて簡単に説明します。

DMIオシレーターの基本

DMI(Directional Movement Index)は、Wilderが開発したインジケーター群の一部で、プラス方向性運動指標(+DI)とマイナス方向性運動指標(-DI)から成り立っています。これらは、より広く知られている平均方向性指数(ADX)の基盤を形成しています。ADXは価格の動きの強さを示す一方で、+DIと-DIは価格のポジティブまたはネガティブな動きを時間の経過に沿って提供します。

Wilderは、1978年の著書『New Concepts In Technical Trading Systems』の中で、方向性運動指標を構成するすべての要素の機能と構造について詳しく説明しています。一般的に、DMIの+DIと-DIは、現在のバーの取引範囲のうち、前の価格バーの範囲を超えた部分に焦点を当てています。もし現在のバーの高値が前のバーより高ければポジティブ(+)とされ、低ければネガティブ(-)と見なされます。これらの値は、真の範囲で割り算され、通常14期間にわたって平均化されます。

+DIが-DIを上回ると、ポジティブな価格方向がネガティブな方向を上回っていると判断されます。逆に、+DIが-DIを下回ると、価格が下落していることを示し、売り圧力や上昇モメンタムの欠如が支配しています。ラインが交差するところでは、方向性やトレンドの変化の可能性が生じます。

DSLインジケーターと同様に、DMIオシレーターはトレンド取引でも逆トレンド取引でも使用でき、特にモメンタムの強さを評価するのに役立ちます。

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