CCIアロー指標は、MetaTrader 5において、CCIがゼロラインをクロスするポイントを示す便利なツールです。赤い矢印が下向きの売りシグナル、青い矢印が上向きの買いシグナルを示してくれます。この指標は遅れが少なく、比較的高い精度を誇っているため、シンプルなトレードを好むトレーダーにとって優れた選択肢となるでしょう。CCIアローは、すべての種類のアラートに対応しています。また、MT4およびMT5の両方のバージョンで利用可能です。
入力パラメーター
- CCI_Period(デフォルト = 14) — この指標で使用されるCCIの期間です。値が大きくなるほど遅れは増しますが、偽シグナルは減少します。
- EnableNativeAlerts(デフォルト = false) — trueに設定すると、矢印が表示された際にMetaTraderのネイティブポップアップアラートが使用されます。
- EnableEmailAlerts(デフォルト = false) — trueに設定すると、矢印が表示されたときにMetaTraderからメールアラートが送信されます。メールは、MetaTraderのツール->オプション->メールで正しく設定する必要があります。
- EnablePushAlerts(デフォルト = false) — trueに設定すると、矢印が表示されたときにデバイスにプッシュ通知が送られます。通知は、MetaTraderのツール->オプション->通知で正しく設定する必要があります。
- TriggerCandle(デフォルト = Previous) — アラートを発行するキャンドルの選択:Previous — 最も最近のクローズしたキャンドル、またはCurrent — まだ未完了のキャンドルです。

ご覧の通り、この指標は買いシグナル(上向きの青い矢印)と売りシグナル(下向きの赤い矢印)を直接示します。ただし、シグナルが現在の一般的なトレンドに逆らう場合は、トレードに入るべきではありません。上昇トレンドの場合、青い矢印が出ればロング、赤い矢印が出れば何もしない(ロングポジションを持っている場合はクローズ)。下降トレンドの場合、青い矢印が出ればショートポジションをクローズしますが、ロングには行かず、赤い矢印が出ればショートを行います。もしチャートが横ばいで青または赤の矢印が出た場合は、それぞれロングまたはショートに進んで問題ありません。ストップロスは、矢印が描かれたレベルに設定することをお勧めします(マウスを合わせると表示されます)。