著者:Nick Bilak
BBSqueezeは、線形回帰アルゴリズムに基づく非正規対称オシレーターで、色付きヒストグラムとして表示されます。ヒストグラムの中央ゼロラインに沿って、最もシンプルなトレンドパワーインジケーターとして色付きの点が表示され、トレンドの方向を示します。ヒストグラムの色が変わる瞬間が、最適な市場エントリーシグナルです。グレーの点はトレンドが効果的な値よりも弱いことを示し、青い点はトレンドが強いことを示します。
スムージングアルゴリズムは、以下の10種類から選択可能です:
- SMA - 単純移動平均;
- EMA - 指数移動平均;
- SMMA - スムーズ移動平均;
- LWMA - 線形加重移動平均;
- JJMA - JMA適応平均;
- JurX - 極線形スムージング;
- ParMA - パラボリックスムージング;
- T3 - ティルソンの多重指数スムージング;
- VIDYA - Tushar Chandeのアルゴリズムを使用したスムージング;
- AMA - Perry Kaufmanのアルゴリズムを使用したスムージング。
なお、異なるスムージングアルゴリズムのフェーズパラメータは、全く異なる意味を持ちます。JMAの場合、外部フェーズ変数は-100から+100まで変化します。T3では、スムージング比率が100倍されて視覚化され、VIDYAではCMOオシレーターの期間、AMAでは遅いEMA期間となります。他のアルゴリズムでは、これらのパラメータはスムージングに影響を与えません。AMAの速いEMA期間は固定値で、デフォルトは2です。また、AMAの指数上昇比率も2に設定されています。
このインジケーターはSmoothAlgorithms.mqhライブラリのクラスを使用しており(terminal_data_folder\MQL5\Includeにコピーが必要)、クラスの使用方法は、「追加バッファを使わない中間計算のための価格系列の平均化」の記事で詳しく説明されています。
このインジケーターは、MQL4で初めて実装され、Code Baseに2007年10月1日に公開されました。
入力パラメータ:
//+-----------------------------------+ //| インジケーター入力パラメータ | //+-----------------------------------+ input Smooth_Method BB_Method=MODE_EMA_; // ヒストグラムスムージング方法 input int BB_Period = 20; // ボリンジャーバンド期間 input int BB_Phase= 100; // ボリンジャーバンドスムージングパラメータ input double BB_Deviation=2.0; // 偏差の数 input Applied_price_ AppliedPrice=PRICE_CLOSE_; // 適用価格 input double ATR_Period=20; // ATR期間 input double ATR_Factor=1.5; // ATR比率
