みなさん、こんにちは!今日はウルサーインデックス(UI)についてお話ししたいと思います。このインジケーターは、1987年にピーター・マーチンが著書『The Investors Guide to Fidelity Funds』で提唱したものです。
ウルサーインデックスは、主に株式市場のファンドにおける下落リスクを測定するために使われる指標です。具体的には、一定期間の下落ボラティリティを測定します。
このインジケーターの使い方は非常にシンプルです:
- ウルサーインデックスが下降トレンド - 下落ボラティリティが減少している場合、上昇トレンドを確認します。
- ウルサーインデックスが上昇トレンド - 下落ボラティリティが増加している場合、下降トレンドを確認します。
このコードは、どの金融商品や時間足でも使用可能ですが、短い時間軸ほどボラティリティや偽信号の可能性が高くなります。他のトレンド確認インジケーターと同様に、単独での使用は推奨されず、戦略を補完するためのトレンド確認ツールとしての利用がベストです。
以下の最初の画像は、価格が上昇しているにも関わらずウルサーインデックスが下降している様子を示しています。一方で、2枚目の画像は価格が下降している際にウルサーインデックスが上昇している様子を示しています。

