インジケーターの出力をバッファでトレースすることができる「インジケータートレーサー」は、チャート上でVLを左右に動かすことで出力を変更できます。
特に、インジケーターのインデックスの空の値が正確に分からない矢印インジケーターのカスタム出力をトレースする際に役立ちます。
使い方
このインジケーターには2つのパラメーターがあります。最初はインジケーターの名前で、2つ目はトレースするバッファの数です。参照するインジケーターがインストールされていることを確認してください。

以下の図のように、インジケータートレーサーはBBに使用されます。垂直線の開始位置は1に設定されており、これは最後に形成されたバーです。線を左右に移動させることで、参照するバーが変更され、それに応じて出力も変わります。

一方、フラクタルのような矢印インジケーターは、常に値を発火させるわけではありません。以下のように、インジケーターはバッファをゼロに設定してチャート上で隠します。
ただし、これは常にそうなるわけではありません。一部のインジケーターは、SetIndexEmptyValue()関数で設定されたEMPTY_VALUEやその他のインデックス値を使用する場合があります。

制限事項
- カスタムインジケーターのみ使用可能:標準インジケーターについては、コードベースで対応するものを探してください。
- 任意のチャートにおいて、インジケータートレーサーのインスタンスは最大1つまでです。
- インジケーターのデフォルトパラメーター値でのみ動作します。