自動売買システム「Gazonokosilka」(草刈り機)は、頻繁に少額の利益を「キャベツを刈る」ように取ることを目指しています。このシステムでは、ストップロスとテイクプロフィットの設定はそれほど高くなく、価格の小さな変動でトレードをクローズすることが求められます。ただし、スキャルピングを行うわけではなく、1日に行う最適なトレード数は1~2回です。
「Gazonokosilka」システムのトレードルールは以下の通りです:
- 価格の動きの戻りでエントリー
- ストップロスとテイクプロフィットでエグジット
まず、価格の動きやインパルスを検出する必要があります(ここには様々なバリエーションがあります)。その後、価格の戻りを待って市場にエントリーします。
このEAは、EUR/USDのH1チャートでのテスト用に開発されており、「Gazonokosilka」トレーディングシステムを試すことを目的としています。エキスパートアドバイザーが動作する際、価格の動きはバーの内部で決定されるため、テストはALL TICKSモデルで行う必要があります!これが非常に重要です。
以下に、MQL4で書かれたエキスパートアドバイザーの完全なコードを紹介します。コードはしっかりとコメントされており、構造も整っているため、初心者のトレーダーでも理解できる内容になっています。EAの詳細な説明は、私のウェブサイトに掲載されているプロジェクト - "草刈り機"。EA ''gazonokos''をご覧ください。
EAの入力パラメータ(外部変数)は以下の通りです:
- magic - マジックナンバー。EAは自身のオーダーのみを扱います。
- TakeProfit - テイクプロフィットレベル(ポイント単位)。オーダーオープン時に指定します。
- Otkat - 戻りの値(ポイント単位)。この値で価格が戻ったときに、EAはトレードを開く状態になります。
- StopLoss - ストップロスレベル(ポイント単位)。テイクプロフィットと同様に、ポジションオープン時に指定します。
- t1 - 価格の動きを決定する際に使われるバーの番号。
- t2 - 価格の動きを決定する際に使われる別のバーの番号。
- delta - 価格の動きのインパルスを決定する際に使用される値。
- lot - ポジションサイズ。
- active_trades - 同時にオープンできる最大オーダー数。