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MT5用フレキシブルモメンタムインジケーターの使い方

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フレキシブルモメンタム(MT5インジケーター)は、特定の時間(秒数)内における通貨レートの変化を計算し、その結果をメインチャートウィンドウにポイントとパーセンテージで表示します。このインジケーターは、ポイントとパーセンテージの最大モメンタムに基づいたカスタマイズ可能なアラート機能を提供します。なお、モメンタムの計算にはティック履歴を使用しているため、MT5専用となります。

このMT5インジケーターの主な目的は、短時間での大きな価格変動を知らせることです。新しいトレードに入る際や、既存のトレードを終了するかどうかを判断する際に役立ちます。

入力パラメーター

メイン設定

  • 秒数(デフォルト = 10) — 価格変動を計算する秒数。
  • 閾値ポイント(デフォルト = 30) — アラートが発動するためのポイントの閾値(設定された場合)。
  • 閾値パーセンテージ(デフォルト = 0.02) — アラートが発動するためのパーセンテージの閾値(設定された場合)。
  • 古いティックの無視(デフォルト = 1) — 計算に使用するティックが指定された秒数より古い場合、計算を無視。
  • 使用する価格(デフォルト = Bid) — 計算に使用する価格の種類。Ask、Bid、またはMidpriceから選択可能。

アラート設定

  • アラート動作(デフォルト = アラート無し) — 閾値を超えた場合の動作は?
    • アラート無し — 何もしない。
    • 次の違反まで単一アラート — モメンタムが閾値を下回るまで単一アラートを発信。ポイントとパーセンテージの閾値は別々に動作。
    • 条件が満たされるたびに連続アラート — モメンタムが閾値を上回っている場合、ティックごとにアラートを発信。
    • 条件に基づくアラートだが次のアラートに時間制限あり — モメンタムが閾値を上回る場合、次の入力パラメーターで定義された間隔でアラートを発信。
  • 次のアラートまでの時間制限(デフォルト = 5) — 次のアラートまでの秒数の間隔。この設定は、アラート動作条件に基づくアラートだが次のアラートに時間制限ありに設定されている場合のみ有効。
  • ネイティブアラートの有効化(デフォルト = false) — trueに設定すると、アラート条件が満たされたときにMetaTraderのポップアップアラートが使用されます。
  • メールアラートの有効化(デフォルト = false) — trueに設定すると、アラート条件が満たされたときにメールが送信されます。メールはMetaTraderの設定で正しく構成する必要があります(ツール→オプション→メール)。
  • プッシュアラートの有効化(デフォルト = false) — trueに設定すると、アラート条件が満たされたときにプッシュ通知が送信されます。通知はMetaTraderの設定で正しく構成する必要があります(ツール→オプション→通知)。

表示設定

  • フォントサイズ(デフォルト = 8) — 表示されるテキストのフォントサイズ。
  • 上昇時の色(デフォルト = clrGreen) — 価格変動がプラスのときのテキストの色。
  • 下降時の色(デフォルト = clrRed) — 価格変動がマイナスのときのテキストの色。
  • 変化なしの色(デフォルト = clrBlue) — 価格に変化がないときやティックが十分でないときのテキストの色。
  • テキストのX方向距離(デフォルト = 21) — 選択した画面のコーナーからテキストまでの水平方向の距離(ピクセル)。
  • テキストのY方向距離(デフォルト = 20) — 選択した画面のコーナーからテキストまでの垂直方向の距離(ピクセル)。
  • テキストの角(デフォルト = CORNER_LEFT_LOWER) — テキストを表示するチャートのコーナー。
  • テキストオブジェクト名(デフォルト = "FM_Text") — モメンタム値を持つテキストのオブジェクト名。


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