Floatインジケーターは、MetaTrader 4(MT4)用の高度なトレンド分析ツールです。このインジケーターは、特定の通貨ペアの過去のチャート履歴を分析し、現在の市場状況におけるトレンドを把握する手助けをします。トレンドの始まりと終わりを別ウィンドウのチャートに表示し、メインチャートにはフィボナッチリトレースメントレベルとディナポリレベルを組み合わせて表示します。また、ローカルの高値と安値が検出されたのがいつかも示します。このインジケーターはMT4だけでなく、MT5でも利用可能です。
このインジケーターは、分析対象のバー数(デフォルトは200)に基づいてレベルを再描画します。つまり、新たに検出された高値や安値をトレードシグナルとして利用することはできず、市場の状況によってこれらの検出が見直される可能性があります。そのため、トレンドのスイング期間や重要なチャートレベルの分析にのみ使用することをお勧めします。
入力パラメータ
- Float(デフォルト=200)— トレンド分析のために処理するバーの数。数値が低いほど最新のデータが反映されますが、分析の正確性は低くなります。
- ObjectPrefix(デフォルト="FI-")— 他のインジケーターとの互換性のためのチャートオブジェクトのプレフィックス。
- DisableDinapoli(デフォルト=false)— trueの場合、メインチャートにディナポリレベルが描画されません。
- DisableFibonacci(デフォルト=false)— trueの場合、メインチャートにフィボナッチレベルが描画されません。
- DrawVerticalLinesAsBackground(デフォルト=false)— trueの場合、トレンドの始まりと終わりの縦線がチャートの背景として設定され、チャート自体を隠さないようになります。
- SwingBorderColor(デフォルト=clrBlue)— スイングゾーンの境界線の色。
- SwingBorderWidth(デフォルト=1)— スイングゾーンの境界線の幅。
- SwingBorderStyle(デフォルト=STYLE_SOLID)— スイングゾーンの境界線のスタイル。
- SwingLinesColor(デフォルト=clrRed)— スイングラインの色。
- SwingLinesWidth(デフォルト=1)— スイングラインの幅。
- SwingLinesStyle(デフォルト=STYLE_DOT)— スイングラインのスタイル。
- FiboColor(デフォルト=clrGreen)— フィボナッチレベルの色。
- FiboWidth(デフォルト=1)— フィボナッチレベルの幅。
- FiboStyle(デフォルト=STYLE_DASH)— フィボナッチレベルのスタイル。
- DinapoliColor(デフォルト=clrRed)— ディナポリレベルの色。
- DinapoliWidth(デフォルト=1)— ディナポリレベルの幅。
- DinapoliStyle(デフォルト=STYLE_DOT)— ディナポリレベルのスタイル。
