著者: LeMan
このインジケーターの使い方を説明するために、ラリー・ウィリアムズの著書『短期トレーディングの長期的秘密』を参考にしました。
「レンジとは、1日、1週間、1ヶ月、1年、さらには1秒におけるアクティブな移動距離のことです。レンジを、調査した期間内における価格の移動距離だと考えてください。
小さなレンジの後には大きなレンジが続き、大きなレンジの後には小さなレンジが続きます。これは、時計のメカニズムのようなもので、利益を上げる短期トレードの鍵となります。
現実を誇張したり、都合よく解釈する必要はありません。それはそのままで、常にそうであり、今も未来も変わりません。私たちは常に、小さなレンジからの事前警告によって、大きなレンジで際立つ利益のシグナルを受け取っています。
大きなレンジに関する絶対的な真実: 上方向の大きなレンジの日は、通常、最低値に近いところでオープンし、最高値に近いところでクローズします。下方向の大きなレンジの日は、通常、高値に近いところでオープンし、低値に近いところでクローズします。
つまり、あなたのトレードでは、2つのことを考慮する必要があります。1つ目は、もし大きなレンジになると考えている日の「上昇」を狙うなら、オープン価格よりも低い買いポイントを探してはいけません。大きな上昇レンジの日は、オープン価格よりも下で取引されることは稀です。つまり、オープン価格よりも大きく下の買いの可能性を探してはいけません。
同様に、もし価格がオープン価格よりも大きく下がる場合、まさにそのような可能性を持つ大きなレンジの日が訪れますが、その場合、大きな上昇の可能性は大幅に減少します。
これは、利益を上げる短期トレードの秘密を理解する上で非常に重要なポイントです。見逃さないでください。
- オープン価格よりも下での高値下落で買おうとしないでください。
- ロングポジションを持っていて、価格がオープン価格よりも大きく下がる場合は、市場から退出してください。
- オープン価格よりも大きく跳ね上がったところで売ろうとしないでください。
- ショートポジションを持っていて、価格がオープン価格よりも大きく上がる場合は、市場から退出してください。
時々、オープン価格の両側で大きなレンジの日を見ることもありますが、これは例外であり、ルールではありません。これらのルールに反論しようとしないでください。これは重力の法則を反映しています。
ラリー・ウィリアムズ
このインジケーターは初めてMQL4で実装され、2010年4月26日にmql4.comのCodeBaseに公開されました。

図1: Momemtum In Timeインジケーター