理論:
Ehlersのフィッシャー変換は、長い歴史の中で誤ったコーディングが多く見られます(有名な「ソーラーウィンド」など)。その原因の一部はコーダーにありますが、ジョン・エーラーズ自身にも原因があります。彼の著書では、TSコードを示す際に7ページ目で1つの公式を紹介し、1ページ後のEFSコードではその公式が変更されています。EFSの公式では、現在のバーの高値と安値を初期値として設定し、その価格がその後の値を超えるかを確認していますが、TSコードにはその初期値の設定がありません。この違いは一見小さいように見えますが、実際には結果が異なる場合があり、その差は時には大きいこともあります。
このバージョン:
現在のバーの高値/安値を含むモード(デフォルト)と含まないモードの二つから選択できます。
使用方法:
シグナルのために色の変化を利用できます。

二つのモードの比較 - 上がTSモード、下がEFSモードです。一般的に、EFSモード(現在のバーの高値と安値を計算に含める場合)は、TSモードに対して遅れが生じる傾向があります。
