ボリュームダイバージェンスマーカー(VDM)は、取引量とバーサイズのダイバージェンスに基づいてチャート上にマーカーを表示するインジケーターです。具体的には、N本の連続したバーのサイズが増加または減少しているのに対し、取引量が逆の動きをしている場合にマーカーが表示されます。
このインジケーターは、トレンドの中でのテクニカルコレクションの最中や、反転前のピーク付近にマーカーを配置することが多いです。VDMは、入力パラメーターの設定によって、潜在的なエントリーやエグジットポイントを特定するのに役立ちます。ただし、他のインジケーターなしで使用すると、取引の可能性についての完全な情報を提供しませんのでご注意ください。
入力変数の値が高くなるほど、シグナルの頻度は低くなります。現在、誤信号をフィルタリングする方法を試行中です。また、ポジションを開くべき方向を示す補完的なインジケーターも開発中です。このインジケーターの改善についての提案があれば、ぜひお聞かせください。
更新情報(2015年5月27日): リクエストに応じて、マーカー間にラインを追加しました。デフォルトでは、マーカーと同じ色になります。
入力変数:
- ゼロバーをカウントするかどうか。
- 収束またはダイバージェンスのスイッチ(収束は、取引量とバーサイズが同じ方向に動くときにマーカーを作成し、ダイバージェンスは逆方向に動く場合にマーカーを作成します)。
- マーカーをトリガーするために、取引量が増加または減少する必要がある期間(バー数)。
- マーカーをトリガーするために、バーサイズが増加または減少する必要がある期間(バー数)。
実際の表示はこのようになります:

潜在的な利益を示すための例はこちらです:

おすすめポイント:
- このインジケーターの目的は、最適なエントリーやエグジットポイントでトレードを開閉することにより、利益を最大化することです。
- 入力変数の最適な値は、1〜3バーの間にあります。4以上の値は意味を持たないため、市場では発生しません。
- フラットな価格動向の際に最も効果を発揮します。
- 重要!このインジケーターだけでトレードを開くのは避けてください。価格の動向を示すことはありません。