トレーダーの皆さん、こんにちは!今日は、MetaTrader 5で使える「ディスパリティインデックス」についてお話ししたいと思います。このインジケーターは、相場の高値や安値を見極めるために非常に役立ちます。特に、反転のキャンドルモデルを適用する際に、相場がどの価格水準にあるのかを確認するためのツールです。
たとえば、ヒストグラムバーが青色で上昇しており、過剰買いレベルを超えている場合、下降反転を示すキャンドルの組み合わせを探す必要があります。逆に、ヒストグラムバーが過剰売りレベルを下回り、赤色に変わった場合は、上昇反転のキャンドルモデルと一致するかを確認しましょう。
このインジケーターでは、固定の過剰買い/過剰売りレベル(市場やインジケーターのパラメータに応じて3~10%)を使用することもできますが、こちらのバージョンではダイナミックにレベルが計算されます。具体的な挙動は以下の通りです:
- 各バーの価格変動率の絶対値を計算します。
- 設定した期間のこれらの変動の平均値を計算し、それに係数を掛け算します。得られた値が過剰買いレベルとなり、同じ値にマイナスを付けたものが過剰売りレベルです。

活用法のおすすめ:
- 過剰買い/過剰売りレベルを超えた際は、キャンドルモデルとの組み合わせで使うことをお勧めします。
- ディスパリティインデックスが過剰買い/過剰売りレベルの間にある場合、トレンドを判断するために役立ちます。インデックスが上昇している場合はブルマーケット、下降している場合はベアマーケットを示します。
- もう一つの活用法はダイバージェンストレードです。