概要:
このシンプルなインジケーターは、特定の通貨ペアや端末で利用可能な他の証券のボラティリティを計算します。ボラティリティは、高値と安値のポイントで計算され、始値や終値ではありません。

インジケーターウィンドウの左上隅には、現在のボラティリティレベルが表示され、ボラティリティチャートにカーソルを合わせることで、過去の値も確認できます。
インジケーターの変更点:
- 1) 平均化期間: デフォルトでは5期間で、シンボルのボラティリティが平均化されます。
- 2) 重要なレベル: 市場に入るべきではないボラティリティレベルを設定することが有用です。例えば、GBPJPYのデフォルトレベルは50、100、200、300、400ポイントです。
- 3) インジケーターのラインや色の変更。
説明とおすすめ:
ボラティリティは、平均化期間内の高値の合計から安値の合計を引いたものを基に計算され、ポイントで表されます。計算式は次の通りです:
(IMA(High,5) - IMA(Low,5)) * 100,
ここで、高値と安値はそれぞれ期間内の最高値と最低値です。5は平均化期間(デフォルト設定)、100は得られた値をポイントに変換するための数値です。
インジケーター名の数値は小数点以下の桁数を示し、特定のシンボルにインジケーターを適用するかどうかを決定します。
また、シンボルをボラティリティに応じてランク付けすることも重要です。例えば、最もボラティリティの高いまたは低いシンボルを選択することで、トレーディングシステムの効率を高めることができます。この場合、Volatility 3 pairs.mq4を使用することができます:

このインジケーターは、GBPUSD、USDJPY、GBPJPYの3つのペアのボラティリティを計算します。どのチャートに取り付けても、これら3つのペアのボラティリティのみを計算しますが、MetaEditorでプログラムを開いて編集することで簡単に変更できます。

コードの上部で必要な変更を忘れずに行ってください:

さらに、ボラティリティを計算するシンボルの数を増やすことも可能です。その場合、バッファの数を追加し(最大8まで)、コードに必要な変更を加える必要があります。