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wd.Range_MACD - MetaTrader 5向けのMACDインジケーター

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皆さん、こんにちは!今回はMetaTrader 5向けのインジケーター「wd.Range_MACD」についてお話しします。このインジケーターは、内蔵の「MACD.mq5」から99%のソースコードを元に作成されており、MetaQuotes Ltd.の著作権があります。


「wd.Range_MACD」は、シグナルラインとMACDの範囲差を計算し、さらに「最後の2本のMACDバー」の範囲距離も測定します。この追加の範囲情報を使うことで、価格のクロスポイントや、抵抗線/支持線、トレンドの変化をより効率的に把握できます。






インジケーターの動作について:
「MACDバー」が上向きであれば、現在の時間枠で上昇トレンドを示し、逆に下向きであれば下降トレンドを示します。また、現在の「MACDバー」が前のバーと比べてフラットな場合(0ピップス)、これは新しい抵抗線/支持線を形成します。


以下の画像の例では、「シグナル-MACD」の範囲差が12ピップスであり、「最後の2本のMACDバー」の範囲が0ピップスです。これは、H1期間での「最後の2本のMACDバー」に基づく抵抗線/支持線が価格レベル1.2283にあり、「シグナル-MACD」に基づく抵抗線/支持線が価格レベル1.2271(1.2283 - 12ピップス)であることを示唆しています。

注意: MACDの範囲距離に基づく抵抗線/支持線は動的であり、同じバーと同じ期間内でのみ適用されます。新しいバーが形成されると、抵抗線/支持線の価格レベルはリセットされます。



まとめると、MACDは広く使われているテクニカルインジケーターで、トレーダーがトレンドや反転、資産価格の変化を特定するのに役立ちます。「シグナル-MACD」と「最後の2本のMACDバー」からの追加の範囲差/距離情報を利用することで、この「wd.Range_MACD」インジケーターは先行指標として機能し、トレーダーがより情報に基づいた取引判断を行うのに役立ちます。ただし、他のツールや分析手法と併用することで、より効果的に活用できるでしょう。


バージョン履歴:
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v2.23    : 初回リリース

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