皆さん、こんにちは!今日はMetaTrader 5用の新しいインジケーター「PDFma」についてお話しします。このインジケーターは、重み付け平均(またはデジタルフィルター)として知られており、確率密度関数を使用して係数と平均を計算します。
確率論における確率密度関数(PDF)は、連続的な確率変数の値を特定のサンプル点における相対的な可能性として解釈できる関数です。つまり、連続的な確率変数が特定の値を取る絶対的な可能性は0ですが、異なるサンプル間でのPDFの値を利用して、ある特定の引き出しでその確率変数がどれだけの確率であるサンプルに等しいかを推測できます。
さらに詳しい情報は、こちらでご確認ください: 確率密度関数
このインジケーターには通常のオプションがあり、3つのレベルタイプがあります。
- フローティング
- 分位数
- レベルなし(「オンスロープ」モードに切り替わる時)
カラー(およびアラート)の選択肢は以下の通りです:
- 外部レベルのクロスで
- 中間レベルのクロスで
- スロープの変化で
通常の価格セットに加え、ヘイケンアシ価格とマルチタイムフレームも使用しています。

少し難解かもしれませんが、分散と平均のパラメータがあります。
一般的に、両方はPDFmaの「スピード」に影響を与えます。分散は0から1の範囲で使用でき、分散が小さいほどPDFmaは「速く」(滑らかさが少ない)なります。以下の例では、緑の値に分散1、オレンジの値に分散0.5を使用しています。

平均も同様に機能しますが、-1から1の範囲の値を使用します。以下の例では、緑が平均値1、オレンジが平均-1を使用しています。

いずれにせよ、このタイプのフィルター/平均を使って実験する余地はたくさんあります。自分の取引スタイルに合った使い方を見つけてみてください!