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MACDを活用したトレード戦略 - MetaTrader 5の使い方

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MACD(移動平均収束拡散法)は、トレンドを追随するダイナミックなインジケーターです。価格の2つの移動平均の相関関係を示します。

MACDは、26期間の指数移動平均(EMA)と12期間のEMAの差を元に算出されます。このインジケーターのチャートには、売買のチャンスを明確に示すために「シグナルライン」(9期間の移動平均)が描かれます。

MACDは特にボラティリティが高い市場で効果的です。MACDの一般的な使い方には、クロスオーバー、買われすぎ/売られすぎの状態、ダイバージェンスの3つがあります。

  1. クロスオーバー。基本的なMACDのトレードルールは、MACDがシグナルラインを下回ったときに売ることです。逆に、MACDがシグナルラインを上回ったときに買いシグナルが発生します。また、MACDがゼロを上回ったり下回ったりするタイミングでも売買を行うことが人気です。
  2. 買われすぎ/売られすぎの状態。MACDは、買われすぎや売られすぎの指標としても活用できます。短期の移動平均が長期の移動平均から大きく離れると(すなわちMACDが上昇する場合)、その資産の価格が過剰に伸びている可能性があり、より現実的な水準に戻ることが期待されます。
  3. ダイバージェンス。現在のトレンドの終息が近いことを示すのが、MACDが価格とダイバージェンスを示すときです。強気のダイバージェンスは、MACDが新たな高値を更新する一方で、価格が新たな高値に達しない場合に発生します。逆に、弱気のダイバージェンスは、MACDが新たな安値を更新するのに対し、価格が新たな安値に達しない場合に見られます。これらのダイバージェンスは、過剰に買われたまたは売られた水準で発生すると特に重要です。

MACDインジケーター

MACDインジケーター

計算方法:

MACDは、12期間のEMAから26期間のEMAの値を引くことで計算されます。その後、MACD上に9期間の単純移動平均(シグナルライン)が描かれます。

MACD = EMA(終値, 12) - EMA(終値, 26)
SIGNAL = SMA(MACD, 9)

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