オリジナルのRSIについて
個人的には、ウェルズ・ワイルダーのRSI(相対力指数)は、短期間の値(2から20)で非常に効果的なモメンタムオシレーターだと思います。
提案されたRSIについて
提案されたRSIの主なアイデアは、より長い期間を使用して、オーバーボート/オーバーソールドのシグナルをより良く検出することです。これにより、どの時間枠でもトレンドをより良く把握できます。
そのため、120期間のような長期のパフォーマンスを向上させるために、いくつかの変更を行い、ゲイン変数を導入しました。
つまり、オリジナルのワイルダーRSIを120期間で使用する場合、グラフを小さな期間と同様に見るためにゲインを注入できます。
パラメータの説明:
- 期間:オリジナルのRSIの期間
- ゲイン:視覚化を改善するために、長期のために注入されたゲイン
例1:EUR/USD H1におけるワイルダーRSIのゲイン注入を使った長期の利点
- グラフでは、2つのインジケーターの比較:ワイルダーRSI(青)とFigurelli RSI(赤)
- 目標は、シグナルポイント[1]と[4]をより良く検出することです。
- オリジナルのRSI(期間14)は、ポイント[3]と[6]をほぼ同じように検出しますが、ポイント[1]と[4]は非常に異なります。
- Figurelli RSI(期間120、ゲイン10)では、ポイント[2]と[5]がオーバーボート/オーバーソールドの状況をより良く検出できます。
例2:EUR/USD D1におけるワイルダーRSIのゲイン注入を使った長期の利点
- 例1と同様に、グラフでは、2つのインジケーターの比較:ワイルダーRSI(青)とFigurelli RSI(赤)
- 目標は、シグナルポイント[1]、[2]、[3]をより良く検出することです。
- ワイルダーRSIではポイント[1]がオーバーソールドですが、Figurelli RSIではポイント[2]がオーバーソールドです。
調整のヒント:
- ゲイン1を使用すると、Figurelli RSIはワイルダーRSIと同じになります。
- 期間を増やす場合は、ゲインも増やすことを試みてください。例えば、120期間のときは、ゲイン10を試してみると、長期でもワイルダーRSIの視認性が向上します。